『閉鎖病棟』と『ドラフト・デイ』
1作目は、『閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー』です。
原作は、帚木蓬生氏の小説です。たしか、中学生か高校生くらいに読んだことがあります。
この作品自体は、12歳未満は観ないほうがよいとなっています。読んだ当時は、閉鎖病棟には、いろんな事情を抱えた人がいるんだなというぐらいの理解でした。しかし、今回映画作品を観てみて、少し暗い気持ちになりました。(以下、本編の内容を少し含みます)。
まず、それぞれの主人公の置かれている立場がやるせないです。その中でも、苦しい境遇に置かれながら必死に生きる姿に共感します。最後の司法の場で正義や公正さが通されるのでちょっと安心します。
次に、配役の紹介です。普段は温厚な一方で、殺人という壁を軽々しく乗り越えてしまう人を笑福亭鶴瓶さんが演じています。綾野剛さんは、幻聴に悩まされるも、退院して社会復帰を目指す役をしています。DVが原因で入院する役を小松菜奈さんが演じています。
この3人の状況を見ていて、どんよりとした気持ちになったのでした。
2作目は、『ドラフト・デイ』です。
こちらは、ジャンルがスポーツで、アメリカンフットボールを題材としています。
熱量が高く、終始からっとした気分で観れる映画です。
人間にしかできない交渉事の世界が描かれています。ドタバタの逆転劇が良かったです。
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以上です。